椎名の太刀踊

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高知県室戸市室戸岬町

県指定無形民俗文化財

10月15日、椎名八王子宮秋祭りの神幸が終わったあと、拝殿を舞台として奉納される。引幕もあり、かつての地芝居の名残りをとどめる拝殿で行われる太刀踊りは県指定の中では唯一のもの。また楽器に鉦・太鼓を用いず、拍子木で床をたたいてリズムをとり、歌舞伎の見得と相似た所作を見せることなどを大きな特色とする。翌16日も荒神様、厳島神社、夕刻には八王子宮拝殿で演じられる。椎名踊には椎名上組、椎名下組の2つの踊り組があり、歌詞、所作が各々異なる。上組はあれみよ、まいろ、ぜんざさんなど7通り、下組は阿波のくろつち、ようはんなどなど7通りで、大太刀、小太刀に分かれて、6尺棒、扇、太刀、色紙総飾りのある棒などに持ちものをかえて踊る。

椎名の太刀踊

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