加領郷の獅子舞

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高知県安芸郡奈半利町加領郷

県指定無形民俗文化財

加領郷信守神社秋祭りに奉納される。祭日は旧暦9月25日であるが、氏子たちの生業の都合で、この日に近い土・日曜日と一定していない。室戸市那賀川内獅子舞を伝授されたものと伝えているが、羽根町とは相接しており、獅子舞の曲芸的演技を見せる点などよく似ており、その伝承は十分に考えられよう。テガイ子は少年で襷がけの花柄の短い着物に黒脚絆、白足袋に草鞋、黒手甲に頭に棕櫚の冠り物である。長さ数十cmの棒の両端に紙総飾りをしたザイと称するものを持ち、足の動きはゆっくりとして大きく、次第に近づいて獅子を起こす。やがて馬乗りになったり、傘で獅子を操ったりする。浜辺の旅所で行われる獅子舞に続いて、ハッピ姿の棒打ちが行われる。

加領郷の獅子舞

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