本丸・天守閣

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高知城

本丸は標高44,4メートル、変形の土地で総面積は約1,580平方メートルある。その中に天守閣をはじめとして本丸御殿・東西多聞櫓・廊下門・黒鉄門・納戸蔵などが配置され、外回りは銃眼のついた矢狭間塀でつないでいる。本丸のすべての建造物が完全な形で残されているのは全国12の城郭の中でも高知城だけで、大変貴重な遺構である。本丸の建物は慶長6年(1601)創建、享保12年(1727)火災のため全焼、寛延2年(1749)前後の再建であるが、創建当時の規模をそのまま残している。天守閣の高さは18,5メートル。他の城郭に見られる天守台はなく、北面の石垣から直接建ち上げる形にしており、入り口は御殿に接している。建坪は168,18平方メートル、延べ面積499,84平方メートルで、外観は四層であるが、内部は三層で六階になっている。最上階外側の四面には高欄のついた回り縁をめぐらし外に出て展望することができるようになっている。二階大屋根と最上層にそれぞれ銅製の鯱を置き、大屋根の南北に千鳥破風、第三層の寄棟部分は東西に唐破風を置くなど、外観を美しく見せる工夫が各所に施されている。力強い軒先の反りも見事で、小規模ながら南海道随一の名城といわれた面影を今に残している。
(看板引用)

本丸・天守閣

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