ぬかほ

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原野路傍に多き草本にして、高さ尺餘叢生す。五月頃穂を描く。穂長さ三四寸、細く多數に分岐して多くの小花を綴る。其狀線を繖布せるが如きを以て、ヌカボ即ち糠穂の名あり牧草となすべし。

ぬかほ

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