開成門
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高知市
高知県保護有形文化財
本門は、土佐藩が殖産興行・西洋科学振興等の目的で慶応2年(1866)2月に開設した開成館の表門として、現在の高知市九反田に建設されたものであり、その後3度の移築を経て現在に至っている。開成とは「物を開き努めるを成す」意である。三間の薬医門(本柱が門の中心から前方にずれて、本柱と控柱を結ぶ梁の中間の上に切妻屋根を乗せた門)で両側に袖塀がついている。門前体の姿形ははつり合いがよく、柱、桁、梁等の部材の木割は雄大で、特に板蟇股箕束は江戸時代中期の形式をよくとどめており、藩政時代の遺構として貴重なものである。また移築前の主柱礎石は本校校内に移設保存することとした。
(看板引用)
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