川上不動尊の由来

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高知県高知市宗安寺

日本三大不動尊の一つで、六十年に一度御開帖される川上不動尊は、左右脇佛の持国天立像、増長天立像と共に、遠く鎌倉時代に、弘野大師が彫刻されたと言傅えられています。明王は昔は旧領家横也村に安置されていたが、ある年大洪水が有り、堂舎が川下に押し流され、宗安禅寺の藤蔓に掛かり、寺に安置されたと言われております。其の後時代が元禄と変わり、時の宗安禅寺の住職、祖文和尚が御像の復興を念じ、資金を吸江寺の明巌和尚に依頼をして、佛師の康和法橋に彫刻を任せ、遂に現在の不動明王像が再興され宗安禅寺のお釈迦様の守り御本尊として、祭られています。尚明治時代に入り、不動明王を左右脇佛の両像共、国の重要文化財の指定を受けております。

川上不動尊の由来

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