國賓如意輪観音像

トップページ＞高知県の観光＞高知県の文化財＞國賓如意輪観音像

高知県室戸市

彫刻

室戸岬　最御崎寺

石造如意輪観音像は藤原時代の作風の特色を有する土佐に稀なる石造にして大正二年八月に國賓甲種三等として指定せられたものである。土佐の國賓にて甲種三等となりしものは少数にして多くは四等に列しておるのに照して此の佛像の優れている点が明かであるが寺傅として弘法大師が唐より持ち來りし瑪璃像であるとも謂はれまた石造は大理石の一種の寒水石の如く鑑定されている光沢あり透明である。