金剛力士立像(阿方)

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高知県高知市

彫刻

禅師峯寺

金剛力士立像は阿方と吽方と二体で、阿方の頸部の柄に墨書の銘がある、それは願主蓮国房佛師定明正應四月辛卯卯月日銘と定明の履歴は明かでないが、七条佛所の鎌倉時代を代表する運慶や快慶の系統のものたることは作風に依って疑う余地はない。阿方(那羅延堅固)は高さ四尺七寸三分、觀賞的に観れば阿方は顔面の憤怒の表情が怒気真に人に迫り筋肉隆々として聳へて少しも無理がなく纒衣の刀法作風全体が雄渾である。

金剛力士立像(阿方)

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