せいやうふうてうさう

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舶來の觀賞用植物にして、一年生草本なり。茎高三四尺、葉は掌狀複葉にして、小葉は通常七個より成る。長葉柄に往々一二の刺を有し、又托葉も小刺に變ず。莖葉共に線質の毛茸を有し。一種の臭氣を帶ぶ。夏日枝梢上に總狀花序を綴る。花色通常淡紅色にして、四個の花瓣より成り、雄蕊は六個にして長し、子房は長柄を有し、花後線形の蒴を結ぶ。

せいやうふうてうさう

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