土佐サンゴ発祥の地

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土佐清水市

ここ月灘沖を含めた渭南海岸には、徳川時代から多数のサンゴがあることがわかっていました。一人の漁師が「宝石サンゴ」を釣り上げた偶然が、日本サンゴ史の始まりといわれています。土佐藩では厳重に採取を禁止し、その所在を口にすることを固く禁じました。このことは今なお残る童唄    お月さんももいろ  だれがいうた  あまがいうた  あまのくちひきさけ  「小才角で唄い継がれてきた唄」に、うかがい知ることができます。この唄は口止めされた漁師や子供たちによって唄いつがれたもので、小才角はこの唄の故郷であります。明治維新後この禁令は解かれ、明治6年にこの付近の海域ではじめてサンゴ船による採取が行われるようになると、サンゴ漁は急速に発展しました。明治20年代には七百隻もの採取船が出漁し、他県からも多数の船が沖の島周辺に来て採取しました。その結果、「桃色サンゴ」も「赤サンゴ」も減少し、ほとんど中止の状態になりました。その後、五島列島、奄美大島、小笠原諸島や台湾、ミッドウェー沖で漁が盛んになり、当地方では今もなお、加工が盛んに行われています。
(看板引用)

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沈下橋

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