にがな

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路傍山林に生ずる草本にして、莖高さ一尺餘、根葉は長柄を有し、莖葉は通常無柄にして、其基脚擴がりて、莖を抱く。葉形は概略披針形なれども、變形一ならず。初夏枝を分ちて、五個乃至十個の舌狀花より成れる黄色の頭狀花を開く。莖葉共に白汁を有し。苦味強し。

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