つた

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山林などに最も普通なる草本狀の小灌木にして、莖には吸盤を具ふる短き卷鬚を有し、樹木墻壁に攀綠す。葉は其形甚だ雑多にして、或は卵狀圓形をなし、或は心臟形にして三裂し、或は全く分裂して三小葉をなす。春夏の候短き複總狀花叢を出し、後槳果を結ぶ。秋の紅葉甚だ佳なり。

つた

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