神峯の水

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安田町

安田町の南西部、唐浜から町道東谷神峯線を北に3.5キロほど登ると、四国霊場27番目札所神峯寺に着く。神峯寺は魚梁瀬県立自然公園内にある神峯山の南腹にあり、“真っ縦”と呼ばれる勾配45度もある急坂を1キロ余り登らなければならない。最近は自動車道が開かれているが、徒歩で四国を行脚した時代は遍路泣かせの坂であった。寺の縁起は、神功皇后が天照大神はじめ諸神を祭ったことに始まると言われ、天平二年(730年)行基菩薩が十一面観音像を刻んで安置し別当寺とした。さらに大同四年(809年)弘法大師が勅命により札所を定めたと言われている。この神峯寺の横に豊富な清水が湧き出している。古くから、訪れる遍路の疲れと渇きを癒す貴重な水として利用されてきた。現在では小さな滝のように景観も整備されている。

(土佐の名水から引用)

神峯の水

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 土佐の名水40選