不動の滝

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北川村

林野面積が総面積の92%を占める高知県東部の北川村。山々の間を縫って流れる奈半利川の上流、どこまでもまっすぐ伸びる杉の林の中に「森林センターきたがわ」がある。その対岸を上流へ700mほど行くと、水谷という谷川があり、それより遊歩道を谷沿いに約150m登ると三の滝(丸渕滝)と呼ばれる高さ15m、幅3mの滝に出会う。深閑と静まりかえった山峡に水の音だけが響いている。続いて高さ14m、幅3mの二の滝(大タビ滝)も姿を見せる。さらに約50m登り、対岸に架かる赤橋を渡ると、不動尊を祀る「お不動様」がある。この水谷川は、その名のとおり水量が豊富でどんなかんばつでも一度も枯れたことがなく、近郷の集落からかんばつ期にこの「お不動様」へ雨乞いに訪れると、3日以内には必ず雨が降ると言い伝えられている。さらに約100m登ると一の滝(赤タビ滝)高さ18m幅6mが目の前に現れる。次から次へと現れる滝はそれぞれ違った表情を持ち見るものを飽きさせない。滝壺に向かって左壁面には、江戸時代末期のものと思われる磨崖仏(不動明王)が彫られており、神の淵の印象を強く受ける。

(土佐の名水から引用)

不動の滝

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