龍王の滝
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NO12
大豊町
この滝は四国山脈中央部に位置した県立自然公園梶ヶ森の中腹にある。頂上からの眺めがよく西には石鎚山系、東には剣山系の連山を、南には高知市、太平洋を望むことができる。加えて日の出や雲海の素晴らしさにも定評がある。山腹には真言宗の古刹定福寺やシャクナゲの群生地もあり、登山客に親しまれている。龍王の滝はこの中腹にあり、頂上まで自動車道が開通した現在は林道を車で行くことができる。案内板のある駐車場に車を止め、遊歩道を500m進むと鳥居の向こうに霊妙な雰囲気につつまれた滝の神域が見えてくる。滝の落差は16mで周囲を樹齢数百年の老杉が取り囲み、底知れぬ深淵の様を醸し出している。滝壺の右手には、滝の主である天竜大神が祀られており、滝壺には大蛇に化身した娘が住んでいるという伝説がある。平成二年には「日本の滝百選」に選ばれている。
(土佐の名水から引用)