梶ヶ森の霊水

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ＮＯ１３

大豊町

この湧き水は梶ヶ森の山頂近くのキャンプ場直下に湧き出している。このあたりはススキや笹の原となっていて絶好のキャンプ地として四季を通じてキャンパー達に親しまれている。水源地および山頂付近は、大木が生い茂るわけでもないが、高地にもかかわらず年中湧き水はつきることがない。霊水と呼ばれる由縁かも知れないし、山が生きている証のようにも思える。下流の「龍王の滝」に流れ落ちる源流にあたり、弘法大師が若年に修行したと言われる岩場や御影堂が七合目付近にあり、大師もこの水を利用したと伝えられている。現在はキャンプ客や山荘「梶ヶ森」の飲用水として利用されている。夏は涼しく冬は温かく年中水温が一定に保たれ、大変好評を得ている貴重な水である。

（土佐の名水から引用）