黒尊渓谷

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NO38

四万十市

「シロペン、クロペン」黒尊の深山から県鳥ヤイロチョウの泣き声が響く。黒尊川は主峰三本杭(1226m)から発し、八面山など黒尊山地の大小の渓流を集めて、口屋内大橋のたもとで四万十川本流と合流する。この黒尊川の中上流が黒尊渓谷である。奇岩怪石が両岸に屹立する中、手を切るような清流が岩を咬んで奔流している。アメゴやサンショウウオさえ住む清冽な水の深みは、周囲の大原生林とともに四季それぞれの自然の彩りを鮮やかに見せてくれている。近くに番町皿屋敷を思わせる伝説の「お菊の滝」や、神木茂る黒尊神社が神秘的な雰囲気を漂わせている。

黒尊渓谷

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