戦艦 朝日

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「朝日」は、英国に於いて竣工引き渡しの直前に、公誌運転中に座礁した突発事件もあり、最初から余り縁起がよくなかったが、日露戦争、大正時代の第一次大戦中は、既に老朽になり乍らシベリア出兵の援助などに使われた。これもワシントン軍縮で特務艦籍に入り、後には艦型を二檣一本煙突に変えて、特殊の潜水艦救難用の一種のクレーンシップになったが、驚いたことには、艦令既に四十年を越したこの古い戦艦を、再び昭和十二年に工作艦として、先年の大戦に酷使した結果、昭和十七年五月二十五日の夜半南方カムラン湾外で潜水艦に攻撃され、一たまりもなく戦没し去った。

戦艦 朝日

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