戦艦 ニューヨーク

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高知県の観光戦争と日本軍艦集戦艦 ニューヨーク

主要目
排水量:水上7,000噸 速力:20.0節 備砲36糎砲10門 13糎砲16門 
起工:1911年9月 竣工:1914年4月 建造所 紐育海軍工廠 

近代戦艦の入渠中の寫眞など甚た珍とすべきである。これで特に目を惹くのは艦首下方の衝角(ラム)であらう。即ち艦首の下方が堅固なふくらみを帶びて前方に伸びてゐる部分がそれで、これは往年の軍艦が極めて近距離戦を行ってゐた當時の遺物である。最後の決戦にこの部分を敵の艦腹に衝撃せしめて沈没せしめようと云ふ代物である。現代海戦では無論こんなものが役に立つわけはないが、これだけは如何に改装しようとも船體の基本部をなしてゐるので取除き得ない。尚前檣の檣櫻の下方に取付けてある時計用のものは示數盤と云って敵艦とその艦との測距々離を示すもので、後檣の後面にも同じやうに備へられてゐる。

戦艦 ニューヨーク

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