大統領の親閲を受ける米國主力艦隊

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これは1934年夏太平洋上で行はれた大演習終了後全艦隊がパナマ運河を抜けて大西洋岸に廻航した時、二ユーヨーク港外で行われた大觀艦式に於て、主力部隊が大統領ルーズヴエルト氏の親閲を受けて航進中のものである。この種の觀艦式は所謂移動觀艦式と云ふ方法のもので、親閲する大統領、又は検閲者は碇泊中の艦上に在つて、受閲艦艇はその眼前をこのやうにして航進するのである。觀觀式は通例國家の特別な盛典及び大演習等の場合行われる儀式であつて、艦艇の儀式中最も厳粛豪壮のものである。先頭に進むのは米國海軍の誇る40糎搭載戦艦たる「ウエスト・ヴアジニア」である。艦上に威儀を正して整列する乗組員の姿が見える。二番艦は「カリフオルニア」これは36糎砲12門を搭載する戦艦、次の三番艦は40糎砲搭載戦艦「メリーランド」。四番艦は改装を完了した戦艦「アリゾナ」である。

大統領の親閲を受ける米國主力艦隊

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