大川筋武家屋敷資料館

高知県の観光名所

トップページ高知県の観光高知県の文化財>大川筋武家屋敷資料館                       

高知市

この屋敷は、手嶋家という武家の住居でした。手嶋家は、慶長5年(1600)に知行200石で上方で召し抱えられ、翌年山内一豊に従って土佐に入国しました。お馬廻の上士として代々よく仕え、人物を輩出しました。最初は中島町に住んでいましたが、1700年代前半から大川筋に移り、明治まで居住しました。その後、屋敷は自然災害や戦災、都市化の中でも生き残りましたが、荒廃は極に達していました。その現状を憂えた市民有志が立ち上がり、8年にわたる保存運動の結果、高知市教育委員会は、平成8年3月に高知市保護有形文化財に指定し、公的に取得後、複原工事を行いました。工事に伴う解体調査の結果、長屋門は幕末の安政2年(1855)に大改築をしたと思われる墨書が発見されましたので、この時代の姿に戻しています。高知の城下町に残る唯一の武家屋敷として、長屋門・築地塀・大蘇鉄・主屋と揃って残る貴重な建築です。現在は、高知市大川筋武家屋敷資料館として公開しており、長屋門・主屋には、当時の生活をしのぶ生活調度品を展示しています。また、他から移設した土蔵では、資料館として土佐藩や手嶋家の歴史等を紹介しています。

営業:9:00〜17:00
休日:水曜日・12月27日から1月3日まで。(展示品の整理のために臨時に休館することがあります。)
料金:無料

大川筋武家屋敷資料館

四国の観光へ戻る  高知県の観光へ戻る 
高知県の各施設へ戻る 高知県の文化財へ戻る