脇殿
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高知県高知市
山内神社
この脇殿には、熊野・春日・住吉の三社が鎮座しています。この三社はもともと高知城内に鎮座していたもので、平成二年七月に現在の場所に遷されました。熊野権現は、山内氏の入国前、大高坂城主大高坂長門守が、土佐一条氏との戦いに際して勝利を願い、城内に祀ったものです。藩祖一豊は、大高坂城跡に高知城を築城しますが、この際熊野権現を残し、近江長浜から勧請した宇佐八幡宮とともに城の鎮守神として祀りました。(宇佐八幡宮は現在はりまや町に遷され、高知八幡宮と称しています。)春日大明神は、宝永三年(1706)、五代藩主豊房によって、潮江村宇津野山藤並森(高知市横浜)に建立されました。その後比島村に遷され、さらに藩祖一豊らを祀る藤並神社の神号が「大明神」に昇格したことを祝い、国をあげての御神幸が行われた天保七年(1836)に、比島村(高知市比島町)から遷され、藤並神社と相殿になりました。住吉大明神は、出雲大神、玉津島大明神とともに五代藩主豊房によって潮江村宇津野敷島峰に建立されました。その後比島村に遷され、天保七年の春日大明神の遷座にともない、城内に遷されました。
(看板引用)
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