燈籠B

高知県の観光名所

トップページ高知県の観光>山内神社>燈籠B

高知県高知市

山内神社

この燈籠は、一見すると向かいの燈籠と大きさがほぼ同じであることから対のように思えますが、よく見比べると形が若干違うことが分かります。刻まれた日付を見ると、この燈籠は明治五年(1872)四月、向かいの燈籠の一年後に寄進されていることが分かります。明治五年一月四日、十二代藩主豊資が七十九歳で亡くなります。豊資は十三代豊?・十四代豊惇・十六代豊範の実父で、藩主の座を退いた後も、御隠居・少将様と呼ばれ、藩政に大きな影響力を持ちました。豊資は筆山に埋葬された後、三月二十一日、歴代藩主が祀られる山内神社に祀られました。ここに名前が刻まれている寄進者は、中級クラスの藩士で、側小姓・祐筆・御膳番など、いずれも豊資の側に仕えた者でした。つまりこの燈籠は、豊資を山内神社へ祀るにあたって寄進されたものなのです。
(看板引用)

燈籠B

高知県の観光へ戻る  ジャンル別高知県の観光へ戻る