土佐の尾長鶏

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高知県

国指定特別天然記念物

明暦(1655〜1657)の頃、南国市篠原の武市利右衛門により作られたと伝えられる世界的な珍種である。起源については、東天紅鶏と野鶏の交雑によるとか、地鶏と東天紅鶏の交雑によるとか諸説がある。徳川時代に山内藩主は、参勤交代の行列をかざるため、地元の農民に長い尾羽をつくることを奨励したので、農民は競って長い尾羽の鶏を飼育したという。普通の尾羽は毎年換羽がおこるが、このオナガドリの尾羽は換羽がおこらず、一年に約1mの割合で伸び続け10mを越すものもできてきた。保存会員の努力によって保護増殖が図られている。
(文化財書引用)

土佐の尾長鶏

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