總本山 金剛峯寺

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總本山 高野山 金剛峯寺(こうやさんこんごうぶじ)

御本尊:弘法大師

御詠歌:ありがたや 高野の山の岩影に 大師は今だ おわしますなる

所在地:和歌山県伊都郡高野町高野山132

縁起:高野山は山の狀たいらく、東西は龍の臥せるが如く、東流の水あり、南北は虎の踞まるが如く、棲息に興あり、妙高を指して儔と爲し、輪鐡を引きて帶と作す、日光地より出で、天眼を假らずして萬里目前なり、何ぞ更に鵠に乗らん。砌中の圖月を見ては、普賢の鏡智を知り空裏の恵日を仰ぎては、遍照の我に在るを覺い。此勝地に託して聊か伽藍を建て、金剛峰寺と名づくと弘仁縁起の文中に見えたり、又徑途廻々躋ること三十里。山獄疊々屏すること千萬鄕。周匝せる連峰は法身の華臺を表し、正平なる幽原は化佛の浄土に類す。惡獣毒蟲も斬に趣けば會て害心なし。煩悩即菩提の理観るべし。深谷高嶺も徑を徑經れば亦嶮難なし。生死即寂静の道察すべし。纔に影を指す者は徃因を悦ぶべし。黙して止む者は前業を恨むべしとは眞雅僧正の記にあり。實に是天下無双の霊場なり。抑々當山は大日如来の浄土、蓮華胎藏世界と称し八葉の蓮峯を以て法城を成す、八葉は即ち阿閦、實性、彌陀、釈迦、及び普賢、文殊、観音、彌勒の四佛四菩薩の国土を表す。

總本山 金剛峯寺

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