亀光山 金泉寺

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四国霊場第三番札所(古義眞言宗)

亀光山 金泉寺(きこうさん こんせんじ)釈迦院

御本尊:釈迦如来(行基菩薩作傅) (脇士)阿弥陀如来、薬師如来(行基菩薩作傅)

御詠歌:極楽の 寶の池を思へただ 黄金の泉 澄みたたえたる

所在地:徳島県板野郡板野町大寺亀山下66

縁起:當山は人皇第四十五代聖武天皇天平年間に諸國に僧と尼との國分寺を建て、豊かに寺領を給興して天下泰平を祈らしめられた、當時行基菩薩をして此の地に寺塔を建立させ給ひ、金光明寺と稱せらる、其後弘法大師四國巡錫の砌、此の所の黄金井の霊水湛々として湧出するを見て亀光山、金泉寺と改称し四國第三番の霊場と定め給ふ。本尊釈迦如来、阿彌陀如来、薬師如来は行基菩薩の作と傅ふ、大師はこの所を眞言密教の道場として賓幢を樹て爾來霊験赫々たり。中古人皇九十代亀山法皇深く御叡信遊され精藍御再興になり、且洛陽蓮花院に凝して三十三間堂を建て千手観世音菩薩を安置して山號も「亀山」と御賜號し給ひ勅願道場となし諸經蔵を置き給ふ、之れに依り寺を經所坊と號し、荘園を寄せ給ひ供給に乏しからざる爲め遠近の學僧集り講論の肆となれりと云ふ。然れ共天正拾年長宗我部の兵火に罹り堂宇伽藍及賓物寺暦等全部鳥有に歸し僅かに大師堂、目引不動尊、五大明王畫像等を傅ふ。本堂其他漸次復舊せられ今日に至りたり。人皇九十八代長慶天皇は當山金泉寺に御駐輦あらせられて崩御せられたと傅ふ。

金泉寺本堂

亀光山 金泉寺

金泉寺大師堂

亀光山 金泉寺

金泉寺山門

亀光山 金泉寺

亀光山 金泉寺 亀光山 金泉寺

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