溫泉山 安楽寺

トップページ高知県の観光四国霊場四国霊場八十八ヶ所>溫泉山 安楽寺

四国霊場第六番札所(古義眞言宗)

溫泉山 安楽寺(おんせんざん あんらくじ)日光院

御本尊:薬師如来(弘法大師作) (脇士)日光菩薩 月光菩薩

御詠歌:かりの世に 知行争ふ 無益なり 安楽國の 守護を望めよ

所在地:徳島県板野郡上板町引野寺の西北八

往昔このあたりから溫泉湧き出でて、諸病に特効あり、弘法大師四國巡錫の砌り、地形の勝を相し、薬師佛に緣ある地なりと感ぜられ、世の業病難病を憐み且つ現當二世の厄難を救はん爲自ら一刀三禮し、薬師如来の尊像を作りて安置し當寺を建立されて温泉山、安楽寺と號す、嚮に支那杭州浙江縣王雲帆王公深く本尊に歸依し、大小二面の額及自己の肖像を寄附され、至心渇仰の誠を表したりと傅ふ。後幾多の盛衰を經天正年間長宗我部の兵火に罹り、堂宇賓物並に寺暦等焼失せし爲詳かならず、當寺はもと今の處より十五、六町奥地にありたるを天正以後現在の所に轉じ、代々住職復興に努力し、今日の如く本堂其他結構壮麗を極むるに至った。改築後は瑞雲寺とも称す、附近には尚少量の溫泉湧出でて諸病に霊験があると傅へられてゐる。

安楽寺本堂

溫泉山 安楽寺

安楽寺大師堂

溫泉山 安楽寺

安楽寺山門

溫泉山 安楽寺

溫泉山 安楽寺 溫泉山 安楽寺

四国の観光へ戻る  高知県の観光へ戻る