藥王山 國分寺

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四国霊場第十五番札所(曹洞宗)

藥王山 國分寺(やくおうざん こくぶんじ)

御本尊:薬師如来(座像一尺五寸行基菩薩作)

御詠歌:薄く濃く わけわけ色を 染めぬれば 流轉生死の 秋の紅葉ば 

所在地:徳島県徳島市国府町矢野718−1

當山は天平九丁卯年人皇第四十五代聖武天皇、諸國に命じて国分寺及国分尼寺を建て、豊かに寺領を給興して、天下の泰平を祈らしめた。其の時阿波の國には法養山、金色院、国分寺と號して、行基菩薩をして開基せしめ給ひ、天皇より釈迦如来の尊像及大般若經を納め奉る。本尊薬師如来は座像一尺五寸にして、行基菩薩の作なり、本堂には聖武天皇の御位牌厨子入一尺七寸、光明皇后の御位牌厨子入一尺七寸なるものを奉祀す、當寺はもと法相宗なりしが、弘法大師四國霊場開創に當り、眞言宗となり、第十五番の霊場となる、當時は規模宏莊にして建築の功緻一世に冠たりきと云ふ。天正年間の兵火に罹り伽藍悉く鳥有に歸す、寛保元年十月 郡奉公速水角五郎を以て丈六典座吼山養獅和尚へ本寺再建を命じ、爾後曹洞宗に改む。我が國佛教史上に於て聖武天皇光明皇后の御事蹟を傅へる事は国分寺の誉であり又日本佛教復興の先鞭でもある。折角立木玄雄師の宗教的奮起と社会的健闘を祈る。

國分寺本堂

藥王山 國分寺

国分寺大師堂

藥王山 國分寺

国分寺山門

藥王山 國分寺

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