摩尼山 立江寺

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四国霊場第十九番札所(古義眞言宗)

摩尼山 立江寺(まにさん たちえじ)

御本尊:延命地蔵菩薩(行基菩薩ノ作)

脇士:不動明王 毘沙門天王

御詠歌:いつかさて 西のすまいの 我が立江 弘誓の船に 乗りていたらん

所在地:徳島県小松島市立江町字若松13

縁起:當山は人皇四十五代聖武天皇の勅願所にして天平年間行基菩薩、聖武天皇の御后妃光明皇后御安産の御念持佛として勅命に依り閻浮檀金一寸八分の本尊延命地蔵尊をお作りになり、伽藍を建立して御開基せらる。世に之れを子安の地蔵尊と稱し奉る。
伽藍建立の地をトするに當り、白鷲一羽何處よりともなく飛び來り、九つ橋(今の白鷲橋)の上に止まれり。是佛天の暗示の靈域なりと直に伽藍を建立す。其後弘仁六年弘法大師四國開創の砌り、當山に御留錫の上、一寸八分の小像のみにては後世に紛失のおそれありとて、自ら一刀三禮、六尺の大像を刻みて小像を其の胸中に秘収し、之れを安置して摩尼山、立江寺と號し第十九番の靈場とされたり。堂塔は元清水奥谷山麓にありて七堂伽藍整備し巨刹なりしも、天正年間長宗我部の兵火に罹りて鳥有に歸す。當寺の藩主蜂須賀候初代蓬庵公の御信仰篤く、現今の地に移轉、本堂、大師堂、多寶塔、客殿等の堂塔を建立され舊觀に復し頗る壮麗なり、大正三年四月開創千百年にあたり特に準別格本山に昇格さる。當山住職庄野琳眞師は東宮殿下御成婚の記念事業として立江寺善根會を創立し、霊場巡拝者に諸般の便利を供へ、又は必要なる品物を接待する等、お大師様にほんとうにお仕へする會として益々発展する様に祈る。

立江寺本堂

摩尼山 立江寺

立江寺大師堂

摩尼山 立江寺

立江寺山門

摩尼山 立江寺 

立江寺多賓塔

摩尼山 立江寺

摩尼山 立江寺 摩尼山 立江寺

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