白水山 平等寺

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四国霊場第二十二番札所(古義眞言宗)

白水山 平等寺(はくすいさん びょうどうじ)

御本尊:薬師如来(弘法大師作)

脇士:日光菩薩 月光菩薩 十二~將

御詠歌:平等に へだてのなきと 聞く時は あら頼もしき 佛とぞ見る

所在地:徳島県阿南市新野町秋山177

縁起:當山は弘法大師御修行の砌り空中に五色の靈雲たなびき中に金色の鑁字顯現し、大師を導き給ひしに、大師は其の端相に驚き且歓喜したまひて其の鑁字を加持し給ふに變じて薬師如来の尊像となり光明四方にかがやきけり。又大師自ら加持水を得んが為に土地を掘らせ給ふに乳の如く、白き靈水湧き出づ加持感應の徳尊きを愛で給ひ、これを山號に残され泉山と稱するに至る。
又大師は佛法弘通衆生教化の靈地なりと靈水を浴びさせ給ひ壹百日の間御修行あらせられて、感得ましませる、薬師如来の尊像を一刀三禮して御彫刻あらせられ、一つは國家安泰、諸厄消除且つは御自身厄除開運諸願成就の為御祈願根本道場として御建立遊ばされし靈場なり。即ち利益救済を平等にせんとて平等寺と申す。
其の後法燈盛なりしが天正年間の兵燹に罹り堂宇灰燼に歸したるも復舊して今日に至る。當山は後に山、前に川を擁し境内廣濶にして仁王門、本堂、方丈、護摩堂、大師堂、十五堂等建ち竝壯麗なり、代々國主の御歸依深く厄除の靈場として靈驗著しく参詣者亦多し。

平等寺本堂

白水山 平等寺

平等寺大師堂

白水山 平等寺

平等寺山門

白水山 平等寺

白水山 平等寺 白水山 平等寺

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