室戸山 最御崎寺

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四国霊場第二十四番札所(新義眞言宗豊山派)

室戸山 最御崎寺(むろとざん ほつみさきじ)東寺

御本尊:虚空蔵菩薩

脇士:如意輪観世音菩薩(石佛)(國賓) 日光菩薩 薬師如来(各國賓)

御詠歌:明星の 出でぬる方の 東寺 闇き迷は などかあらまじ

所在地:高知県室戸市室戸岬町4058−1

縁起:當山は桓武天皇の御宇、延暦十一年當時年齒十九歳の青年「無空」後の弘法大師が大聖の誠言を信じて、風荒み、浪狂ふ、この室戸岬の樹下右上に藤衣を被つて風雨を凌ぎ、断食して、虚空蔵菩薩求聞持の法を修し、明星來影の體驗を得て、歸佛出家の大決心をなし、翌十二年和泉國槇尾山に於いて出家得度し、久米感經、入唐求法、清涼宗論、山野開拓、いろは製作、殖産興業、工藝美術、密教開宗等の大事業をなし、大同二年再遊され、此の岬端に勅願の、室戸山、最御崎寺を建立せらる。
其後嵯峨天皇以来の勅願所として、歴代の御崇敬深く、往古は宣旨により室津一邑の寄附あり、又夫役、國役、雑事免除の綸旨、院宣、國宣等を賜り、寺領及荘園の寄附は頗る多かりしと云う。慶長六年山内氏入封後は藩主の保護により僧最勝の中興ありて七堂伽藍薨を竝べ法燈盛んなりしも明治維新以後寺運大いに衰へたり。

最御崎寺本堂

室戸山 最御崎寺

最御崎寺大師堂

室戸山 最御崎寺

最御崎寺山門 

室戸山 最御崎寺 

鐘楼堂

室戸山 最御崎寺

室戸山 最御崎寺 室戸山 最御崎寺

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