八葉山 禅師峰寺

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四国霊場第三十二番札所(新義眞言宗豊山派)

八葉山 禅師峰寺(はちようざん ぜんじぶじ)峰寺

御本尊:十一面觀世音菩薩(行基菩薩の作)
脇士 :不動明王 毘沙門天王 地蔵菩薩 聖天

御詠歌:静なる わがみなもとの 禅寺峯寺 浮ぶ心は 法の早船

所在地:高知県南国市十市3084

縁起:當山は行基菩薩の開基にして本尊十一面観世音菩薩は行基の作なりと傅ふ。弘法大師四国巡錫の砌り當山に立寄り八葉山禅師峰寺と號し四国第三十二番の霊場となし給ひて中興せらる、別尊十一面観世音菩薩は天明年間大和の国より傅來したものと傅ふ。仁王門の木像金剛力士立像は二軀ありて、運慶の作と傅ふれども、吽金剛剄枘に「願主蓮月房、良慶、佛師定明、正應四年辛卯月日」との墨書銘あり。當寺は海濱に峙立した丘峯に在り風光明媚、奇岩奇抜、天竺捕陀落山に似たりと稱せらる。西南方に浦戸港を控へ、舊藩主山内公浦戸出帆の際は必ず海上安穏を當山観世音に祈願せしにより、一般に船魂の観音と稱し崇敬が篤い、仁王門を右へ下れば老樹欝蒼として茂れる谷あり、護摩ヶ瀧と稱す。大師護摩修行の舊跡なりと云ふ。寺賓としては徳治三年在銘の鐘、文禄十三年在銘の鰐口等があある。

禅師峰寺本堂

八葉山 禅師峰寺

禅師峰寺大師堂

八葉山 禅師峰寺

禅師峰寺山門

八葉山 禅師峰寺 

八葉山 禅師峰寺   八葉山 禅師峰寺

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