赤龜山 延光寺

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四国霊場第三十九番札所(新義眞言宗智山派)

赤龜山 延光寺(あかがめざん えいこうじ)寺山

御本尊:薬師如来(行基菩薩作ト傅フ)
脇士 :日光菩薩 月光菩薩 十二~將

御詠歌:南無薬師 諸病悉除の 願なれば 詣る我身を 助けましませ

所在地:高知県宿毛市平田町中山390

縁起:當山は~龜四年聖武天皇の勅願を奉じ行基菩薩が開創せるものにて、赤龜山、寺山院、延光寺と稱す、其後大同二年弘法大師本尊の靈に感じ長く此地に錫を止め、御修法せられたる所なり、往昔脇坊十二ヶ寺の大伽藍なりしも、長宗我部時代から山内氏入国後漸次破滅す。藩祖一豊公寺領五石を寄附せらる。明治初年廢寺となりしが同二十二年再興し堂宇を建築今日に到る。當寺は御詠歌の文の如くに薬師如来の秘法に依り、病者が不思議の御利益を受けること多く、尚又一名安産薬師と云ふ如く安産の祈願所として共に名が高い。寺賓として半鐘あり、延喜十一年末正月九日甲子鑄彌勅寺鐘との銘がある。これに就ては本堂の傍にある龜の池と稱する小さな池に、その昔赤龜がゐて龍宮よりこの鐘を運んで來たといふ傅説がある。併して最近國賓に指定されたり。尚これに因り山號を赤龜と定めたと古記録に見える。亦當寺には通夜堂があり寺の直営にて巡拝者の宿泊所とし、御開扉、賓物の拝観が出来る。

延光寺本堂

赤龜山 延光寺

延光寺大師堂

延光寺山門

 

   

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