稻荷山 龍光寺

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四国霊場第四十一番札所(古義眞言宗)

稻荷山 龍光寺(いなりさん りゅうこうじ)

御本尊:十一面観世音菩薩(弘法大師作)
脇士 :不動明王 毘沙門天王 宇賀辨才天

御詠歌:此の神は 三國るふの 密教を 護り給はん 誓とぞきく

所在地:愛媛県宇和島市三間町戸雁173

縁起:當山は往昔、人皇五十一代平城天皇の御宇、大同二年如月初午の日、弘法大師此地を御巡錫あらせられし砌り、奇異なる老翁現前して大師に告げたまはく、「我此地に住し法教を守護し諸民を利益せん」と、惣然として其姿消え給ふ。是に於て大師深く此地の靈場なる事を悟り、自ら尊像を彫刻し稲荷大明神と尊稱し給ひ、堂宇を建立し名づけて稲荷山、龍光寺と號し、而して四國霊場總鎮守となし給ふ。爾來一千百有餘年間時に盛衰ありと雖も嚴然として明神誓語空しからず。諸民を利益し法教を今日に傅ふるもの豈に夫れ明神の冥護に依らずとせんや。然りと雖も有爲業海は變遷にして常佳なる事態はず、明治維新の初め~佛分離の風波に遇ひぬ。此際遍照大師御自作尊像は止む事を得ず吾本堂に安置し奉りしなり。然れども世人多くは其稲荷明神なる事を知らざりし、今や時運漸く來り亦明神の威力炳然として蔽ふ可らず、信徒日に増し月に加り現今に到れり。

龍光寺本堂

稻荷山 龍光寺

龍光寺大師堂

稻荷山 龍光寺 

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