熊野山　八坂寺

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四国霊場第四十七番札所（古義眞言宗）

熊野山　八坂寺（くまのさん　やさかじ）

御本尊：阿弥陀如来（恵心僧都作）

御詠歌：花を見て　歌よむ人は　八坂寺　さんぶつぜうの　ゑんとこそ聞け

所在地：愛媛県松山市浄瑠璃町八坂７７３

縁起：當山は役の行者小角の開基にして後、弘法大師四國巡錫の砌り再興す、伽藍建立に當り八ヶ所の坂道を切り抜き道路を作りて創立したる爲、熊野山、八坂寺と號し、本尊阿弥陀如来は恵心僧都の彫刻なり。文武天皇の勅願所にして、古には八王子と稱へ荏原郷は寺領なりしが、後焼けて廢絶したる事あり。天正の兵火及び幾度か火災の憂目にあひ諸記録及び、寺賓等焼失したるも、其後再興に努めたる結果、今日の如く隆盛を至す。紀州熊野権現及び十二社権現を奉祀す。

八坂寺本堂

八坂寺大師堂

八坂寺山門