西林山 淨土寺

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四国霊場第四十九番札所(新義眞言宗豊山派)

西林山 淨土寺(さいりんざん じょうどじ)三藏院

御本尊:釈迦如来(行基菩薩作)

御詠歌:十悪の 我身を棄てず そのままに 浄土の寺へ 詣りこそすれ

所在地:愛媛県松山市鷹子町1198

縁起:當山は孝謙天皇の勅願所にして天平年中、行基菩薩の開創に係り、本尊釋迦如来は同菩薩の御作なり、後建久三年源頼朝公再興す。昔は寺内八丁四方に及び六十六坊の末寺を有せし程の巨刹なりしが、應永二十三年兵火の爲伽藍焼亡し、爾後寺運衰頽せしを領主伊豫守河野通宣公は文明十三年七月、五ヶ條の禁制を掲示して寺坊の犯攘を防ぎ翌十四年三月伽藍再建の工を起し同十六年落成す。現在の本堂は其の當時の建造物なり。當山に浄土宗の開祖圓光大師、二世聖光上人、三世良忠上人の何れも御自作の尊像ありしが、此の三像は藩主久松候の懇望により、元禄十六年候の菩提寺なる松山市、大林寺へ奉移す。又空也上人御廻國の砌當山に御留錫三年に及び、其の間に御像を自作し給ふ。依つて此の地を空也谷と稱し尊像は當山賓物として阿弥陀堂に奉安せり。

浄土寺本堂

西林山 淨土寺

浄土寺大師堂

西林山 淨土寺

浄土寺山門

西林山 淨土寺

西林山 淨土寺   西林山 淨土寺

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