近見山 延命寺
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四国霊場第五十四番札所(新義眞言宗豊山派)
近見山 延命寺(ちかみざん えんめいじ)
御本尊:不動明王(行基菩薩作)
脇士:衿迦羅童子 制多迦童子
御詠歌:くもりなき 鏡の緣と ながむれば 残さず影を うつすものかな
所在地:愛媛県今治市阿方甲636
縁起:
當山は行基菩薩の開基なりしが後、嵯峨天皇の勅願に依り弘法大師再興せられしものにして、本尊不動明王は行基菩薩の作と傅ふ。當時は寺の背後二十町程に聳える近見山の頂上にあって、近見山、不動院、延命寺と號し、七堂伽藍甍を並べて荘嚴を極めたりしが其後幾多の兵火に罹り後年現在の所に再興して今日に至る。天平年間四國兵亂の際軍事用金にすべく當山の梵鐘を盗み去りたるも運搬途中海中に沈めたりと傅ふ。
延命寺本堂
延命寺大師堂
延命寺山門