栴檀山 香園寺

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四国霊場第六十一番札所

栴檀山 香園寺(せんだんざん こうおんじ)

御本尊:大日如来(鳥佛師の作)

脇士:子安弘法大師

御詠歌:後の世を 思へは詣れ 香園寺 とめて止らぬ 白瀧の水

所在地:愛媛県西条市小松町南川甲19

縁起:

當山は人皇第三十一代用明天皇の御勅願に依り、聖徳太子の御草創にして、後人皇第五十一代平城天皇の御宇、大同年間高祖弘法大師御中興の霊刹なり。由りて四國八十八ヶ所第六十一番霊場となり、無盡の法燈炳焉として六合の天地に普く、不断の霊験顕著にして一切衆生に臨む。即ち聖徳太子御草創より千三百餘歳、弘法大師御中興よりは千百餘年に亘るなり。而して開基より中興に至る間二百六十二年に及ぶを以て即ち當山は弘法大師御止錫以前既に二百數十年を經たる古道場なれば、其の間行基菩薩は天平年中、廻國御飛錫の砌り暫らく當山に御在留あり、偶堂宇紹隆の事などあり、當寺中興を行基菩薩と云ふとも傅ふ。舊記詳ならざるを以て今確認するに及ばず。然るに爾後諸聖大徳、法派を継ぎ諸善知識、法輪を轉じ來れるも、千歳星移り物換り或は一盛一衰あり。時に榮枯浮沈あり、遂に後年兵燹を蒙るに及び古来の材物珍寶舊記古傅等殆んど鳥有に歸す。

香園寺本堂

栴檀山 香園寺

香園寺大師堂

栴檀山 香園寺

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