安芸市

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高知県安芸市

弥生、古墳時代の石器、土器、銅鐸などが海岸段丘地帯から時々出土していることから安芸市は古くから開けていたようで、7世紀の頃壬申の乱に近江朝廷に味方して敗れた蘇我赤兄が土佐に流されたと伝えられています。その赤兄の子孫と称した土地の豪族安芸氏が代々安芸地方を領有し、戦国時代末期、長宗我部氏との合戦に滅びるまで安芸氏は土佐七豪族の雄としてその名門を誇っていました。安芸氏滅亡後、長宗我部氏の時代が30年。徳川時代になって、山内一豊土佐入国とともに、その重臣の一人五藤為重が安芸を知行し代々旧城土居に館を構え、その子孫が現在もここに住んでいます。藩政が終わるとともにそれぞれの小さな村や浦、郷が幾度も合併をくり返し明治22年(1889)、中央政府の方針に従って九つの村に統合されました。明治29年(1896)、安芸村が町制をしき、昭和18年(1943)、安芸町と穴内村合併、昭和29年(1954)には市制施行(安芸町と赤野、井ノ口、畑山、土居、川北、伊尾木、東川の各村が合併)がされ、現在に至っています。安芸市は県都高知市の東方約40kmに位置し、市の南部を国道55号が横断しています。安芸川、伊尾木川の二大河川は市の中心部を縦貫し、その流域には地味肥沃な安芸平野が展開しています。

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