醫王山 大窪寺 

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四国霊場第八十八番札所(古義眞言宗)

醫王山 大窪寺(いおうさん おおくぼじ)女人高野山 胎藏峯寺

御本尊:薬師如来(座像三尺弘法大師作)
脇士:日光菩薩 月光菩薩

御詠歌:南無薬師 諸病なかれと ねがひつつ 詣れる人は 大窪の寺

所在地:香川県さぬき市多和兼割96

縁起:人皇第四十四代元正天皇の御宇行基菩薩剏て絶巘を闢きて勅願所となす、弘法大師入唐し靑龍の灌頂に沐して法身所説の密教を傅へ給ひ御歸朝後末世衆生の為密教結縁の勝所と定め給ふに當り自ら薬師如来の尊像を刻みて本尊とし且つ御巡化の間自ら持し給へる三國傅來の錫杖を當山に納めて、醫王山、遍照院 大窪寺と稱し、四国八十八番の結願の靈場と定め給ふ。併して本尊御彫刻に際し龍女現はれたるに大師ほら貝を吹きて一切の煩惱を吹き拂はれたる處、龍女は即身成佛をとげたりと、依つて左の手にほら貝を持てる座像三尺の佛像にして日本中當山御一躰のものなりと云はる。又古來四方の道俗、大師の遺跡を慕ひ錫丈の靈驗を仰ぐもの日に漸く多く不思議の法益を蒙るもの亦多數なりと、當山は又女人高野(四国高野山)の稱あり、阿蘇山脈の中にありて出雲去來幽邃森嚴よく俗塵を断ち密教の根本道場、四国結願の道場なり。薬師瑠璃光如来と醫王夾輔の菩薩、日光遍照、月光遍照は巡拝者をして八十八趣の煩悩と四百四病悩を雲と散じ霧と消えしむ。

大窪寺本堂

醫王山 大窪寺 

大窪寺大師堂

醫王山 大窪寺 

大窪寺山門

醫王山 大窪寺 

醫王山 大窪寺 

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