勇敢なる水兵

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日清戦役

着衣を脱して火薬庫を護る

又此他に同艦の一等兵曹、某四等水兵某の兩名の如きは、能く責任を重んじて下層の火薬庫を護り、或は敵弾破裂の餘火が今にも其下層に延焼せんとするの危険逼れるにも拘らず、彼等は敢て微動だもせず、自ら其着衣を脱して煙火の漏れ來れるを密閉して其艦の危険を未前に防いだのであつた。本図は勇敢なる一水兵が瀕死の壮烈悲壮な光景を描きて、漫ろに常時の光景を想起せしめるものがある。洵に是れ日本精神の権化とも謂ふべきであらう。因みに、当時この勇敢なる水兵が最後の光景を新體詩、唱歌などに作られたるもの世に廣まったが、就中「まだ沈まずや定遠は」云々といふ歌は盛に歌はれた。

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