仁川沖の海戦

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日露戦役

日露開戦の第一弾

之より先き連合艦隊から分離した第四戦隊浅間第十四艇隊は、瓜生第二艦隊司令官の指揮下に陸軍運送船を護衛し、八月黎明ベーカー島附近に至って千代田の南下するに会し、司令長官は詳かに在泊露艦の動勢を聞知し、先づ直ちに陸兵を仁川に上陸せしむることにし、仁川に向った。午後四時頃露艦コレーツ仁川から出港して出たので、浅間・高千穂・千代田及び第九艇隊は、陸軍運送船を掩護するが如く行動し、コレーツの両側に進み、襲撃の姿勢を取るや、コレーツは我に向って砲火を開いた。時正に午後四時四十分、これが日露開戦の第一弾であった。然るにコレーツは直ちに錨地に退却したので、瓜生支隊は敵艦を追って港内に入った。

仁川沖の海戦

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