皇太子殿下の御渡歐

トップページ高知県の観光戦争と日本日本海軍史皇太子殿下の御渡歐

(大正十年)

御召艦香取、供奉艦鹿島

今上陛下には皇太子殿下にて在らせられたる御當時世界大戦後に於ける歐羅巴の状況御見學の思召を以て御渡歐遊ばさるる事に決定し、御召艦として軍艦香取に召され、供奉艦鹿島を随へさせられ、大正十年、三月三日を以て横濱港を御出發あらせられた。是より先、閑院宮載仁親王殿下には東宮殿下御外遊中、御随伴あらせらるべき旨、畏き邊りより御沙汰あり、又供奉員、随行員としては次の如く夫々任命せられた。東宮殿下供奉員、宮内省御用掛伯爵珍田捨巳、東宮武官長陸軍中将奈良武次、宮内省御用掛醫學博士三浦謹之助、東宮侍従長子爵入江爲守、東宮侍従子爵土屋正直、式部官西園寺八郎、東宮職御用掛海軍大佐山本信太郎、東宮主事戸田氏秀、東宮侍従伯爵亀井玆常、侍醫高田壽、外務書記官澤田節哉、東宮武官海軍中佐及川古志郎、同陸軍歩兵少佐濱田豊城、宮内書記官伯爵ニ荒芳徳
閑院宮殿下随行員宮内事務官松井修徳、皇族附武官騎兵中佐福田義彌、艦隊司令官海軍中将小栗孝三郎

皇太子殿下の御渡歐

四国の観光へ戻る  高知県の観光へ戻る 
戦争と日本へ戻る 日本海軍史へ戻る