火砲の種類②

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高知県の観光戦争と日本軍艦集>火砲の種類②

凡そ火砲は其任務上から云へば、加農たると臼砲たるとを問はず、總て弾丸の威力を第一とするは勿論であるが、戦場に於ける運動性を考へる時は、其重量を相當に側限しなければならぬ。從つて自らロ徑(砲身の内径)に大小を生じ、弾丸の威力は或る程度の制限を受くるに至る。又ー_方運動性を要しない火砲でも、目標の種類に應じて適當な威力を有たせれば充分であるから、之亦自らロ徑の大小を生ずるものである。かくの如く火砲の種類は其用途に應じて多種多樣であるが、大別すると野戰に使用するため、運動が輕快で發射速度の大なる野戦砲、攻守城戰を主 するため運動性は小であるが、威力の犬なる重砲、海岸戦に於て敵の艦船を主目標とする海岸砲、特殊目的に使用するための高射砲、迫撃砲、步兵砲等の如き特殊火砲に分類せられる。

火砲の種類②

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