弾道の話②

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砲外弾道とは砲身の方向に打ち出された弾丸が、地球の引力の作用により下方に引着けられると同時に、空気の抵抗のため次第に速度が減ぜられて、抛物線狀の經路を取り、再び地上に落達する道をいふのである。眞空中では射角が45度の時、最大射程を得ることは一般に知られたことであるが、實際の弾道においては高度による空気密度の變化、弾丸の運動の狀況及び地球の球面等の種々の係数が入るため、最大射程を得る射角は弾丸の種類、口徑及び初速等により各々變化するものである。次に或種の大口徑火砲の最大射程を與へ得る射角を記して参考とする。ついでに申し添へて置くが、歩兵の持つ小銃の如き小口徑のものでは800メートル位の初速を出して、三十度内外において最大射程をるのである。

弾道の話②

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