彈痕及び威力②

高知県の観光名所

高知県の観光戦争と日本軍艦集>彈痕及び威力②

その他土地及びぺトン體に及ぼす威力は、その物の状態によつて一概にはいへないが、30センチの彈丸なれば2メートルのぺトン體を貫通し爆破するといひ、40センチの彈丸は石灰質の岩石内に突入し、徑80センチの孔を穿ち深さ10メートルに達したるものもあるとのことである。要するに大口徑重砲は大形の彈丸を發射し、構築物を爆破する最も有効なる兵器であるが、その寸度重量が愈々增大するため、常に製鋼法機械工作法と密接なる關係を有し、その口徑は即ちその國の工業能力の一半を示すものである。

海岸砲と攻城砲

高知県の観光へ戻る  戦争と日本へ戻る 
昭和初期の兵器へ戻る