自働小銃

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抑々自動小銃としては、1882年米國で發明せられたウインチスター騎銃が初めで、その後諸国で種々考案されたのである。そして軍隊正式として用ひられるに至ったのは、墨西哥の将官モンドラゴン氏の創意に依り、瑞西で製造せられた1908年式がその初めである。爾来、各國は益々研究を進めて製作し、既に欧州大戦にも現はれ、また佛軍は1918年モロッコ遠征にもこれを使用したのである。自働小銃研究の特に盛なのは米國で、その發明せるペダーセン自働小銃は極めて優秀である。自働小銃の重量は、普通小銃におけると殆ど大差なく、また連続射撃装置は輕機關銃のものに近似してゐるが、概して簡単である。発射速度は、一分間二、三十發即ち普通小銃の二倍以上である。

尾筒遊底彈倉

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