ペダーセン自働小銃

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米國陸軍のペダーセン自働小銃は、七粍の口径と約四瓩の重量を有し、反動を利用する自働装置と、簡単な空冷式の放熱装置を有してゐる。その發射速度は、普通小銃の約四倍で、最大射程は約四千米に達する。本銃は命中精度良好で、特に射空射撃、狙撃並に側方に移動する横行目標の射撃等に適当なものである。右の外ソヴェート赤軍の1925年式フェドロフ自働銃は、射撃速度一分間七十五發乃至百發の記録を有し、侮り難いものである。また最近、英國のファークァー大佐は、驚嘆すべき自働小銃を發明したといはれてゐる。該銃はファー クァー・ビァドモア銃と稱し、重量は僅に小銃より梢々大なるに過ぎざるも、その發射速度は一分間千百發に達し、命中精度は良好なりといはれてゐる。

尾筒遊底彈倉

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