装甲自動車②

高知県の観光戦争と日本軍艦集>装甲自動車の走行装置

假令良好な道路でも、敵弾により地雷によりまた故意に破壊せられる例極めて多く、しかも泥濘の悪路もあり、坂路もあり、時には任務達成上道路のみに頼って運動するだけでなく、近道をしたり迂回をしたり、道が無くなれば畑地でも原野でも通過せねばならない。即ち装甲自動車においてはその任務達成上、脚が最も重大な問題となるのである。以前は装甲自動車としては街を走ってゐるやうな、普通の四輪車にただ鋼板を張った程度のものであつたが、近時ではこの程度では到底各種の目的を達成することができないので、その走行装置には各種の考案が加へられてゐる。左に一通りこれについて述べることとする。

装甲自動車②

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