投下爆弾と投下具

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投下爆弾の種類

投下爆弾は大砲の弾丸のやうに、発射をするときの非常に強い火薬瓦斯の壓力に堪へるやうに、肉厚を厚くする必要がないので、同じ重量のものでも爆弾の方が、遙に爆発力が大きいといふ利益がある。従って爆弾は此特徴を利用するやうに、爆発力で其威力を現はすごとく構造せられるのが普通である。爆弾の種類は大別して人馬を目標とする破片爆弾と、物體の破壊を企圖する破壊用爆弾とがある。破片爆弾は着達瞬時に爆弾全體を悉く小さい破片に粉砕し、之を飛散させて成るべく多くの人馬を殺傷するやうに作られて居り、その大きさは10瓩乃至30瓩位のもので、一弾で直径約50米位の地域内のものは悉く殺傷し得る効力を持ってゐる。次に破壊用爆弾は目標の強度によって比較的弾肉の薄いものと、堅體に對して多数の侵徹を期するため弾肉を厚くしたものとがあり、何れも各各使用する目的に應じて着發信管、延期信管等をつけてゐる。破壊用爆弾の種類は野戦の陣地や、敵飛行場設備等を破壊する50瓩、100瓩、堅固なるものを破壊する300瓩、500瓩等があり、なほ列國共に500瓩、一噸の爆弾を有するのが普通である。破壊弾の抗力は破壊せらるる物體によつて非常に異なるが、普通の土地で100瓩位の爆弾は直径六、七米、深さ二、三米の漏斗孔をあけ得るから他は推して知るべしである。右に述べた普通爆弾の外に特殊弾として照明弾、焼痍弾、瓦斯弾等がある。照明弾は夜間地上を照明するために用ひられ、焼痍弾、瓦斯弾等は多く普通爆弾と併せて投下せられ、各々共目的を達せんとするものである。又軍艦を爆沈するため魚雷をも使用する。

投下爆弾と投下具

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